【はじめに】
市場調査とは、企業が商品などを開発する際に、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。
成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。
もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。
より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。
この頁では、秋田県内に絞って2022年10月の採用市場の動きについてまとめました。
ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。
【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】
- 19歳以下
- 20~34歳
- 35~49歳
- 50~64歳
- 65歳以上
ここでは直近4カ月の数値の推移をグラフに表しました。年齢層によって、有効求人数と有効求職者数のバランスも、いわゆる若手・働き盛りと言われる年齢層と、65歳以上の違いも気になります。
下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。
(秋田労働局「労働市場月報(令和4年10月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)
前月に比べて
19歳以下有効求人倍率は、1.34ポイント上昇。
20~34歳有効求人倍率は、0.03ポイント上昇。
35~49歳有効求人倍率は、0.01ポイント上昇。ほぼ横ばいです。
50~64歳有効求人倍率は、0.01ポイント下降。ほぼ横ばいです。
65歳以上有効求人倍率は、0.01ポイント下降。ほぼ横ばいです。
【新規中・高卒者職業紹介状況(令和4年10月末現在)】
(秋田労働局「労働市場月報(令和4年10月)」より)
上の表を見ると、令和4年10月末時点で、高卒で県内就職希望者1278人のうち、内定者は1059人で内定率は82.9%。つまりこの時点で、県内就職希望者でまだ内定が決まっていない未内定者は、219人いることがわかります。
高卒採用に関しては、二次募集を引き続き進めている企業、次年度の採用に向けて動いている企業、さまざまだと思います。
また、内定者を勝ち取れた企業は、高校を通して内定者フォローを行っていることでしょう。
二次募集を引き続き進めている企業様は、ぜひ高校に現在の状況の聞き取りなども行いながら、採用活動をしてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
いかがでしたか。
自社の求める人材を採用できるように、秋田県内の採用市場を把握して、採用活動を進めていきましょう。
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コラム「令和5年3月秋田県内高等学校卒業者求人・求職状況レポート」
コラム「秋田県内高等学校「就職指導担当の先生方の声」大公開【第二弾】」
コラム「秋田県内高等学校「就職指導担当の先生方の声」大公開【第一弾】」
コラム「COURSEアンケート結果報告!秋田県内高校生の本音を紹介!」
もご参照ください。
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