【はじめに】

 

今年の高卒採用も先月の半ばから面接が始まり、今は二次募集での人材獲得に向けて大忙しの頃でしょう。

先日ニュースでも取り上げられていましたが、秋田県内高卒者の求人倍率が過去最高となっています。

そこで、この記事では令和53月卒業予定の秋田県内の高等学校卒業者の求人・求職状況を秋田労働局の資料をもとに、地域別にまとめました。

 

 

【求職・求人の状況(各年8月末現在)】

 

 

「令和5年3月新規高校卒業者職業紹介状況(令和4年8月末現在)」(秋田労働局)

 

秋田県内の求人倍率は、8月末時点で、同時期としては過去最高の3.54倍となりました。

県内の求人数は4,555人で前年同期比304人増となっています。

 

対して就職希望者数は1,643人。前年同期比49人減で、2.9%の減少です。

そのうち、秋田県内への就職希望者数は、1,287人。前年同期比32人減で、2.4%の減少です。

また、県外への就職希望者数は356人。前年同期比63人減で、4.6%の減少です。

 

令和53月に卒業予定の高校3年生の生徒数は、7,361人。これは前年と比べて63人減で、0.8%減となっています。

高卒就職者の人数自体が年々少なくなっている一方、求人数がコロナ前に戻りつつあることも求人倍率が高まっている理由だと秋田労働局は考えているようです。

 

また、秋田県内高等学校の就職指導担当の先生より、「このコロナで高卒での就職を避け、就職活動を先延ばしするために進学を考える家庭が出ている」との話も聞かれました。

 

ちなみにこちらは、全国の高卒採用求人倍率です。

 

 「令和4年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況』取りまとめ(令和47月末現在)」(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000986725.pdf)をもとに秋田採用サポートナビが作成

 

7月末時点でのデータですので若干数値にずれはありますが、全国求人倍率は3.01倍。

これは求職者1人に対して約3件の求人があることを指しています。

 

 

【秋田県内求人票に対する県内就職希望者数(地域別)】

 

「令和5年3月新規高校卒業者職業紹介状況(令和4年8月末現在)」(秋田労働局)(https://jsite.mhlw.go.jp/akita-roudoukyoku/content/contents/001262741.pdf)をもとに秋田採用サポートナビが作成

 

となっております。

どの地域を見ても、県内就職希望者数を県内求人数が大きく上回っているのが分かります。

地域別に求人倍率を見ると、一番低い本荘エリアでも2.42倍、一番高い鹿角エリアは、なんと5.97倍となっています。

 

求人倍率の読み方についてですが、人手が足りず、多くの企業が積極的に求人募集をしているときは、倍率は1を上回ることになり、数値が大きいほど「就職しやすい」傾向にあることを示します。

逆に、企業があまり求人を募集しないときには、倍率は1を下回り、数値が小さいほど「就職しにくい」傾向にあることを示します。

 

つまり、現在の高卒採用は「高校生が就職しやすい」「企業にとっては人手不足」の売り手市場と言えます。

 

 

【まとめ】

 

産業別では特に製造業で大幅に求人数が増加したほか、建設業、宿泊・飲食サービス業、サービス業で求人数が増加しているようです。医療・福祉を除いた主な産業の全てで昨年よりも増加しており、少しずつコロナ前に戻りつつあるように感じられます。

 

ですが「会社で人手が欲しい」と思っても、これだけ求人倍率が上がっていると希望の人数を採用できるか難しいのが現状だと思います。

 

求人の時期だけでなく、年間を通して採用についての計画をきちんと立て、自社についての認知を若者に浸透できるようにするのがオススメです。

 

 

 

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