【目次】

1 はじめに

2 内定後にやっていいこと

3 内定後のダメなこと

4 実際にあったNG事例

5 まとめ

 

 

【はじめに】

 

高卒採用はご存じの通り、求職者が未成年であることから、その他の採用よりも細かくルールが決められています。もちろん、内定を出した後にも「やっていいこと」と「ダメなこと」が、厳しく定められています。

 

※高卒採用の基本ルールについては、コラム「高卒採用7つの基本ルールとは?スケジュールやポイントを徹底解説!」も参照してください。

 

せっかく内定を出すところまで進むことができたのに、入社までの期間でルール違反があると、残念ですよね。

以下の「やっていいこと」と「ダメなこと」をきちんとチェックして、無事に入社式を迎えられるようにしましょう!

 

 

【内定後にやっていいこと】

 

 

内定後にやっていいことは、以下の通りです。

 

◯ 学校を通しての連絡(内定後フォロー、入社式の連絡など)

全てにおいて「書面で学校に郵送」が基本です。採用時の履歴書に生徒の住所などがありますが、卒業までは学校宛に送付するというルールになっています。

 

会社からのフォローの連絡が何もないと、逆に生徒は不安になってしまいます。内定後から細やかにフォローを行い、モチベーションを維持した状態で入社できるようにしましょう。

 

※高卒採用の内定者フォローについては、コラム「高卒採用は内定後も生徒に直接連絡はNG!内定後のフォローどうする?」を参照してください。

 

 

【内定後のダメなこと】

 

 

では、内定後のダメなことは、何があるでしょうか。

 

◯ 生徒との直接の接触は禁止されています。

連絡事項は必ず学校を通してください。

 

◯ 入社日までは、原則「就職承諾書」以外の書類提出を求めてはダメ!

※入社以前に本当に必要な書類・写真を除きます。

 

◯ 就業(研修等含む)は卒業後から !!

在校中は学業優先です。

卒業式前に内定者研修・懇談会等での呼び出し・レポート提出などを求めることは止めましょう。

場合によっては内定辞退や早期離職を招く場合もあります。

高卒に対して41日以前に研修などを行うと重大な問題となることがあるため、十分な注意が必要です。

 

◯ 内定取り消しは原則的に禁止です。

※例外的に内定取り消しが行われるケース

 ・卒業できなかった場合

 ・問題行動により停学処分になった場合

 ・SNS で問題となる投稿をしてしまった場合  など

 

あらゆる手段を講じても内定取消を行わざるを得ないときは、ハローワークおよび学校長に通知してください。

また、内定者から内定辞退の申し出があった場合は、直接内定者と交渉するのではなく学校を通す必要があります。

 

 

【実際にあったNG事例】

秋田県内で実際にあったNGの事例を紹介します。

 

①「就業(研修等含む)は卒業後から !!」についてのNG

 

ある企業で、卒業前の繁忙期に「研修」の名前で内定者を呼び、先輩社員が教えながら一緒に作業をさせました。しかもアルバイトではなく「研修」なので、もちろん無給です。

 

普通研修というのは、企業の社員が時間的余裕のあるときに指導するものですよね。

正直、「教える」ということが、普段の業務遂行の邪魔になることもあるかもしれないので。

 

でも、わざわざその企業にとって繁忙期にあたる時期に呼ばれて、作業を終日させるということは、これは賃金の発生しない都合のいい働き手として内定者を使っている、と見られても仕方ないかもしれません。

しかも先輩社員に教えられながら、とは言っても、その作業したものが普通に商品として認められて市場に出回る、というのはちょっと…。

 

これは、「令和5年3月新規中学校・高等学校卒業者の就職に係る推薦 及び選考開始期日等並びに文書募集開始時期等について」にある、

 

第3 就業の開始期日について (※1省略)

2 新規高等学校卒業者

実習、研修等を含め、卒業後とする。 ただし、内定後の職場見学・懇談会は学校の承認を得ることとし、授 業及び学校行事等に支障があるものは実施しないこととする。

 

に触れるものです。

注意しましょう!

 

②「求人票の記載と内定後の勤務条件の書類で、内容が違う!」NG

 

ある企業を応募し、無事に内定を得たはずが、内定が決まった後、学生に勤務条件が書かれた書類(労働条件通知書)が企業から届きました。それを見たところ、「基本給」の額が求人票に示されていた「基本給」の額と違った、という事例がありました。

その企業は、 求人票の「基本給」の中に諸々の手当てを 含めていたのです。

 

※基本給とは「基本賃金」のことです。通勤手当や残業手当、役職手当、家族手当、 インセンティブなどの各種手当てを含めて はいけません!

 

注意しましょう!

 

そもそもこのようなNG事例があると、その企業と高校との信頼関係が大きく崩れてしまいます。

先生の企業に対する不信感は、次年度以降の採用に大きく影響してきますし、一つの高校での事案は、他校にも情報が共有されると思った方が良いでしょう。

 

コラム「高卒採用合否通知のルール!企業と学校との信頼関係が重要!」も併せて参照してください。

 

 

【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。

新入社員には、早く仕事に慣れて欲しい、早く会社にも慣れて欲しい、などの想いから入社前から少しずつ研修を行いたいという気持ちはよくわかります。

ですが、高卒採用では大卒や既卒とは違って厳しいルールがあります。内定後はルールに沿って、学校を通して内定者フォローを行いましょう。

 

 

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