【はじめに】
市場調査とは、企業が商品などを開発する際に、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。
成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。
もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。
より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。
この頁では、秋田県内に絞って2023年11月の採用市場の動きについてまとめました。
ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。
【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】
- 19歳以下
- 20~34歳
- 35~49歳
- 50~64歳
- 65歳以上
ここでは直近1年の数値の推移をグラフに表しました。
49歳以下の有効求人数と有効求職者数のバランスが50歳以上からは逆転していることがわかります。
特に、19歳以下の年齢層と、65歳以上の年齢層が大きく異なっています。
下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。
(秋田労働局「労働市場月報(令和5年11月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)
どの年齢層でも前月と比べて横ばいで、ほぼ変化がありません。
【新規中・高卒者職業紹介状況(令和5年11月末現在)】
(秋田労働局「労働市場月報(令和5年11月)」より)
上の表を見ると、令和5年11月末時点で、令和6年3月、つまり今年の3月に卒業予定の高校生で、県内への就職を希望しているのが1,188人。
それに対しての求人数は4,971人で、有効求人倍率はなんと4.18倍となっています。
昨年の同時期と比べると、県内就職希望者が6.8%減少したのに対して、求人数が4.4%上昇し、有効求人倍率は昨年と比べて0.45ポイント増加していることがわかります。
【まとめ】
いかがでしたか。
自社の求める人材を採用できるように、秋田県内の採用市場を把握して、採用活動を進めていきましょう。
関連記事
コラム「秋田県の採用市場を把握!採用市場レポート《2023年10月版》」
コラム「秋田県の採用市場を把握!採用市場レポート《2023年9月版》」
コラム「【COURSE掲載企業の声】COURSE秋田は県内高校2年生に配っています!」
コラム「秋田県内高等学校「就職指導担当の先生方の声」大公開【第三弾】」
コラム「秋田県内高等学校「就職指導担当の先生方の声」大公開【第二弾】」
コラム「【新入社員研修】社員育成は当たり前!即戦力を期待した採用はもう終わり?」
もご参照ください。
また、秋田採用サポートナビでは、秋田県内の企業様の採用サポートを実施しています。
・採用活動を成功させるための必須ツールが知りたい。
・高卒採用は厳しいルールがあると聞くが、不安なところもある。
・求める人材からの応募を増やしたい。
・昨年と同じことをやっていても、採用獲得は難しいのではないか?でも、どうしたらいいのか分からない。
など、些細なお悩みでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。