【はじめに】

 

市場調査とは、企業が商品などを開発する際に、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。

成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。

 

もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。

 

より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。

 

この頁では、秋田県内に絞って20239月の採用市場の動きについてまとめました。

ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。

 

 

 

【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】

  • 19歳以下

  • 2034

 

  • 3549

 

  • 5064

  • 65歳以上

 

ここでは直近1年の数値の推移をグラフに表しました。年齢層によって、有効求人数と有効求職者数のバランスも、いわゆる若手・働き盛りと言われる年齢層と、65歳以上の違いも気になります。

 

下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。

(秋田労働局「労働市場月報(令和59月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)

 

前月に比べて

19歳以下有効求人倍率は、0.46ポイント減。ほぼ横ばいです。

2034歳有効求人倍率は、0.09ポイント減。ほぼ横ばいです。

3549歳有効求人倍率は、0.04ポイント減。ほぼ横ばいです。

5064歳有効求人倍率は、0.02ポイント減。ほぼ横ばいです。

65歳以上有効求人倍率は、0.01ポイント減。ほぼ横ばいです。

 

どの年齢層でも前月と比べてほぼ変わらないことがわかります。

 

 

【新規中・高卒者職業紹介状況(令和59月末現在)】

 

新規中・高卒者職業紹介状況一覧

(秋田労働局「労働市場月報(令和59月)」より)

 

上の表を見ると、令和59月末時点で、高卒で県内就職希望者が1,146人。それに対して県外就職希望者は404人です。

高卒の採用は916日以降から始まりましたが、9月末のこの時点で県内就職希望者1,146人のうち、570名が内定を得ています。

求人数は4,862人で、求人倍率は4.24倍。売り手市場となっています。

人手不足で複数人の求人を出す企業が多いのに対し、秋田県内での就職を希望する生徒数が昨年よりも減少したことが理由と考えられます。

 

9月末時点での県内就職希望者の未内定は、約半数の50.3%、576人です。

今現在は11月中旬。二次募集を引き続き進めている企業様は、ぜひ高校に現在の状況の聞き取りなども行いながら、採用活動を続けてみてはいかがでしょうか。

 

 

【まとめ】

 

いかがでしたか。

自社の求める人材を採用できるように、秋田県内の採用市場を把握して、採用活動を進めていきましょう。

 

 

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もご参照ください。

 

 

 

また、秋田採用サポートナビでは、秋田県内の企業様の採用サポートを実施しています。

 

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