【はじめに】

採用活動において、学校の先生との関係作りの場として高校訪問のことを詳しく知りたいという企業も多いかと思います。今回は、より実りある訪問にするために高校訪問に欠かせない、必須ツールについて紹介します。

 

 

【高校訪問の必須ツール6選】

 

生徒の就職先の決定には、進路指導の先生や、担任の先生、保護者の影響が大きいです。

そのため、学校の先生が企業についてわかりやすく仕事内容を説明できるくらい知らなければ、生徒にその企業を勧めることができません。

高校の先生に、しっかりと自社をアピールできるように、手作りでも構わないので、働くイメージが伝わる資料を準備し、対策をとりましょう。

 

  • 求人票

求人票公開後の71日以降であれば、求人票を持参しましょう。

求人票公開前の訪問であれば、昨年の求人票のコピーがあると、高校の先生もわかりやすいですね。

 

  • 会社パンフレット

仕事内容や、社内の雰囲気がしっかりと伝わる資料があると良いです。生徒は求人票を見た後にその会社のパンフレット等をよく見ている、との話も聞きます。地元だから、仕事内容を説明しなくてもわかっているだろう、という気持ちは捨てましょう。

 

  • 社内の雰囲気が伝わる動画

こちらも、社内の雰囲気が伝わる内容のものが良いです。

ただ、あまりに長いと見る方も大変ですし、「生徒に見せる時間もそんなに取れない」という先生の声も聞かれますので、1~2分程度のものが良いでしょう。

 

  • 応募前職場見学の案内チラシ

応募前職場見学の当日のスケジュールやコンテンツ内容を記載しましょう。

 

高校訪問の目的の一つに、高校生を応募前職場見学に誘導すること、が挙げられます。秋田県内の高等学校の就職指導の先生方にお聞きしたところ、

「企業研究をした上で応募先の企業を選ぶため、職場見学は一人平均1~2社です。見学後、本人が納得すれば応募に進みます。」

見学会に参加した企業から応募先を決定する生徒が多いです。」

などの声が聞かれます。

つまり、一人2~3社の応募前職場見学会に参加し、しかもその参加した企業の中から応募する企業を選んでいる、という実情が見られました。

コラム「応募前職場見学会の4つの基本!応募につなげるポイントを解説!」も参照ください。

 

ぜひ、応募前職場見学に生徒を誘導できるようにしましょう。

また、案内用紙の形ですが、用紙に希望日を書いてファックスするだけで済むような工夫をこらすと、多忙な先生方に喜ばれるようです。

 

  • 自社製品

実際にその企業で扱っている製品を先生方に手に取ってみていただけると、イメージも湧きやすく、親近感を持ってくれる可能性があります。

 

  • OBOGの活躍や近況を伝える

訪問した先の高校の卒業生が自社で働いているのであれば、そのOB・OGの活躍を伝えてあげると、大変喜ばれます。

高校の先生方は、子どもを思う親と同様に、その生徒が卒業した後の生活の安心や幸せを想っているものです。

県内のある企業では、社内報にOBOGの写真が載ったものを高校に届けて話題作りとしているそうですよ。

 

 

【高校訪問のよくある失敗】

 

高校訪問の時に、何の資料をもっていかず口頭での話だけだと、高校の先生も困ります。

昨年の資料でもいいので、何か持ってきてくれれば、との就職指導担当の方の声も聞かれました。

 

また、高校訪問の時期ですが、企業は学校行事を把握した上で訪問するのがよいでしょう。ただし、例えば、高校総合体育大会の最中などは、先生方は対応が難しいと思います。

また、アポなしで訪問すると、就職担当者以外との面談になる場合もあります。アポを取って訪問するのがベターです。

 

 

【まとめ】

いかがでしたか?

高校の先生方との繋がりを強めることが出来る、高校訪問。

高卒採用を成功させるためにも、自社を魅力的にアピールできるツールを準備して、高校訪問に臨みましょう。

 

 

 

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コラム「採用担当者様必見!高校の先生との関係作りに大切な高校訪問とは」

コラム「秋田県内高等学校「就職指導担当の先生方の声」大公開【第二弾】」

コラム「COURSEアンケート結果報告!秋田県内高校生の本音を紹介!」

もご参照ください。

 

 

 

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