【はじめに】
市場調査とは、企業が商品などを開発する際、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。
成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。
もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。
より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。
このページでは、秋田県内に絞って2024年11月の採用市場の動きについてまとめました。
ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。
【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】
- 19歳以下
- 20~34歳
- 35~49歳
- 50~64歳
- 65歳以上
ここでは直近1年の数値の推移をグラフに表しました。
また、下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。
(秋田労働局「労働市場月報(令和6年11月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)
秋田県の19歳以下の有効求人倍率について、令和6年10月(13.13)から令和6年11月(14.29)にかけて1.16ポイント増加しました。
これは、企業側がこの年齢層(19歳以下)の若年労働力をますます必要とし、若年層に対する企業の採用意欲の高さを物語っています。
【新規中・高卒者職業紹介状況(令和6年11月末現在)】
(秋田労働局「労働市場月報(令和6年11月)」より)
上の表を見ると、令和6年11月末時点での秋田県内に就職を希望している中・高校生は1,242人。求人数は4,917人あり、求人倍率は3.96倍です。
昨年の同時期は、秋田県内に就職を希望している中・高校生は1,172人で、求人数は4,971人あり、求人倍率は4.24倍でした。
このように昨年同時期と比較してみると、秋田県内への求職者数は70人増加(約6%増)しています。
求人倍率3.96倍とは、これは求職者1人に対して約4件の求人があることを示しており、昨年よりも低下傾向にあるものの、求人倍率は高い状況です。
【まとめ】
いかがでしたか。
自社の求める人材を採用できるように、秋田県内の採用市場を把握して、採用活動を進めていきましょう。
関連記事
コラム「秋田県の採用市場を把握!採用市場レポート《2024年10月版》」
コラム「【久しぶりのリアル開催!】「2025年第1回秋田採用勉強会」開催決定!」
コラム「【早期化の進む採用選考】学生の反応は?希望の学生を採用するには?」
コラム「【参加者大募集!】新入社員研修教育のプロによる「特別合同新人研修」《4/2開催》【マイナビ講師派遣型 合同新人研修】」
コラム「【「秋田採用勉強会」レポート!】高卒採用の流れとポイントをまとめて総復習!」
もご参照ください。
また、秋田採用サポートナビでは、秋田県内の企業様の採用サポートを実施しています。
・採用がうまくいっている他の企業の取り組みを知りたい。
・採用活動を成功させるための必須ツールが知りたい。
・若い学生に、会社のことを広く知ってもらい、認知度を上げられたら…。
など、些細なお悩みでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。