【はじめに】
市場調査とは、企業が商品などを開発する際に、より良い事業判断をするために市場を理解することを言います。
成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。
もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。
より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。
このページでは、秋田県内に絞って2023年3月の採用市場の動きについてまとめました。
ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。
【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】
- 19歳以下
- 20~34歳
- 35~49歳
- 50~64歳
- 65歳以上
ここでは直近9カ月の数値の推移をグラフに表しました。2月に比べて全体の年齢層で有効求職者数が増えています。特に、50~64歳では、有効求職者数の数が3月には有効求人者数を上回りました。
下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。
(秋田労働局「労働市場月報(令和5年3月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)
前月に比べて
19歳以下有効求人倍率は、1.77ポイント下降。
20~34歳有効求人倍率は、0.19ポイント下降。
35~49歳有効求人倍率は、0.11ポイント下降。
50~64歳有効求人倍率は、0.08ポイント下降。ほぼ横ばいです。
65歳以上有効求人倍率は、0.07ポイント下降。ほぼ横ばいです。
全体的に、有効求人倍率は下降傾向にあります。
【新規中・高卒者職業紹介状況(令和4年2月末現在)】
(秋田労働局「労働市場月報(令和5年3月)」より)
上の表を見ると、
令和5年3月時点での県内求職者1,266人中、内定者は1,253人で、未内定者は13人。内定率は99.0%です。昨年同時期の内定率は99.1%ですので、昨年と比べると0.1%減少となります。比べて県外求職者373人中、内定者は373人で、昨年に引き続き100%の内定率となっています。
【まとめ】
いかがでしたか。
自社の求める人材を採用できるように、秋田県内の採用市場を把握して、採用活動を進めていきましょう。
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