【はじめに】

 

市場調査とは、企業が商品などを開発する際に、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。

成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。

 

もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。

 

より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。

 

このページでは、秋田県内に絞って20248月の採用市場の動きについてまとめました。

ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。

 

 

【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】

 

  • 19歳以下

  • 2034

 

  • 3549

 

  • 5064

 

  • 65歳以上

 

ここでは直近1年の数値の推移をグラフに表しました。

19歳以下は、先月に比べて赤色の有効求職者数が10以上増えていますが、そのほかの年代は若干ではありますが逆に有効求職者数は減ってきています。

特に65歳以上は有効求職者数が約280減少していることがわかります。

 

また、下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。

(秋田労働局「労働市場月報(令和68月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)

 

有効求人倍率は、19歳以下が1.56ポイント減少していますが、そのほかの年代はほぼ横ばいです。

 

 

【新規中・高卒者職業紹介状況(令和68月末現在)】

(秋田労働局「労働市場月報(令和68月)」より)

 

8月末時点の中高卒の一覧ですが、7月に求人票が公開されましたが、採用自体は9月に入ってからですので、現段階では先月と大きく変化もなく、内定者も0人です。

来月秋田労働局より発表される9月末時点でのデータから、新規中・高卒者の状況が見られると思います。

 

 

【まとめ】

いかがでしたか。

今(10月)の時期は、高卒採用は採用試験を行って、二次募集も行っている企業さまが多いかと思います。

また、大卒などの採用については、先日の101日に無事に内定式に内定者を迎えることができて、ちょっと一安心、という企業様も多いでしょうか。

 

最近は大卒採用については動きがどんどん早まっている傾向にあります。

夏に行う企業のインターンシップには「大学3年生の学生の他、大学2年生や大学1年生の学生からも参加申し込みがある」という、県内の企業様の声も聞かれました。

 

自社の求める人材を採用できるように、採用活動を進めていきましょう。

 

 

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コラム「秋田県の採用市場を把握!採用市場レポート《20247月版》」

コラム「【パープル企業とは?】自社がゆるブラック企業にならないために!」

コラム「【階層別研修】役職や立場によって求められる役割は違う!」

コラム「高卒採用選考いよいよ開始!もしものために二次募集の準備で今すぐやるべきこと」

もご参照ください。

 

 

また、秋田採用サポートナビでは、秋田県内の企業様の採用サポートを実施しています。

 

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・採用活動を成功させるための必須ツールが知りたい。

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