【はじめに】

近年の人手不足で、さまざまな形で求人広告を行っている企業が増えています。

求人広告は、今の人手不足を打開できるのでしょうか。

この記事では、求人広告の歴史と、配信するメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

 

 

【求人広告とは?】

 

そもそも求人広告とは、どのようなものでしょうか。

それは、企業の求人情報を掲載し、求職者を集める媒体のことを指します。

例えば、インターネットメディア等の他、駅やコンビニなど地域の様々な場所に設置されているフリーペーパーの求人情報誌や、ポスティングされたり新聞に折り込まれたりする、求人情報チラシと言われるものも、求人広告に当たります。

中には、ご丁寧に白紙の履歴書もチラシと一緒に配られているタイプも見られますね。

 

 

【求人広告の歴史】

(自社調べ)

 

上記の図は、求人広告の歴史の流れをまとめたものです。

1960年代に新聞広告から始まった求人広告は、1970年代には求人情報を取り扱う専門誌が登場し、現在はインターネットが広く普及したことにより、Webサイトでの求人広告が多数派となっています。

 

 

【求人広告出稿数の推移】

 

(出典元:「公益社団法人全国求人情報協会『求人広告掲載件数等集計結果』」)

 

上記のグラフは、折れ線グラフが有効求人倍率を、棒グラフは全国の求人広告出稿件数を指しています。

推移を確認すると、全国の求人広告出稿件数は、2010年では540万件だったのが、5年間で2016年には約250%増の1,470万件まで増えていることがわかります。

有効求人倍率の上昇に合わせて出稿件数も増加していることからもわかるように、求人広告出稿件数の増加は、人手不足が影響しています。

 

(出典元:「公益社団法人全国求人情報協会『求人広告掲載件数等集計結果』」)

 

2020年の新型コロナウイルス感染症の発生により、社会経済にもたらした経済的打撃や景気悪化、いわゆるコロナショック。

このコロナショックによって求人の広告出稿数は激減しました。しかし、2021年からは徐々に回復傾向に入ってきています。

 

 

【求人広告のメリット】

 

では求人広告のメリットを見てみましょう。

最近主流となっているWeb媒体には、求人サイトや求人検索エンジン、自社サイト、SNSなどがありますが、より多くの求職者に見てもらえるため、多くの人にアプローチできます。

また、1つの求人広告で複数人を採用できるため、大量採用したい場合は1人当たりの採用にかかる費用を抑え、結果的にはコストの削減につながることもあります。

 

対して紙媒体の求人広告は、急いで人を雇いたい場合にも便利で、特定地域での求人に効果的です。

紙媒体は「インターネットで求人を探すのが苦手」という人にも、求人情報を届けることができます。

 

 

【求人広告のデメリット】

 

次はデメリットについて見てみましょう。

まず、求人広告は掲載に費用が発生するものが多くあり、予算が必要です。

掲載することで費用が発生する料金形態のものもあり、採用数が例え0人でも掲載料金を支払う必要がでてきます。

また、求人サイトでは料金プランによって掲載順位が変わったり、広告枠のサイズによって掲載順位が変わったりするため、より上位プランを利用しないと応募が集まらないという可能性があります。

また、求人広告への掲載は、自社の魅力が伝わる訴求力の高い内容にするため、しっかりと採用担当者からヒアリングするところから始まるため、時間と手間がかかります。

 

 

【まとめ】

いかがでしょうか。

求人広告のメリット、デメリットをしっかりと確認し、自社の採用活動の方向性を再確認して、求人広告掲載を考えてみるのも良いかと思います。

深刻な人手不足に立ち向かう一助となるかもしれません。

 

 

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