【はじめに】
採用サイトとは、企業に興味を持った学生が検索を行って見に来ることが想定されるサイトです。現在はWebからの応募も主流となっており、今後はますます応募が簡単にできるようになっていくでしょう。
多くの求職者にチェックされ、記憶に残り、求人に応募してもらえるような「面白い」採用サイトを作成する企業が増えています。
【「面白い」採用サイトを作るメリット】
そもそも自社で採用サイトを作成するメリットには、以下の点が上げられます。
・わずらわしい制限がなく好きなだけ情報を掲載でき、企業の魅力を最大限に発信できる。
・求職者の疑問や不安を解消でき、ミスマッチを防ぎ、離職率を下げることができる。
・採用ブランディングにつながる。
・あらゆる媒体からアクセスを集めることができ、応募数の増加が見込める。
・採用コストを抑えた効率的な採用活動が期待できる。
・自社が主体となり運営することで、ノウハウが蓄積される。
関連コラム「【徹底解説!】採用サイト制作のメリット・デメリットと効果的な運用方法をご紹介」もご参照ください。
では、「面白い」採用サイトを作るメリットは、何があるでしょうか。
「面白い」の定義をどうするか、は人それぞれだと思いますが、ここで大事なことは、採用サイトの目的を忘れてはいけない、ということです。
採用サイトの目的、それは「求人に応募してもらうこと」です。
面白い採用サイトを作成すると、
①応募数が増加する
求職者が企業に興味を持ったために採用サイトも見てもらいやすくなり、応募数も増加します。
②ミスマッチの防止
具体的に仕事のイメージがつかむことができ、仕事がどのようなものか理解が深まることで、ミスマッチが減り、早期離職を防ぐことに繋がります。
また、ミスマッチが減ることで、より志望度の高い人材が応募してきます。
③求職者の記憶に残りやすい
求職者にとっては、たくさんの企業のサイトを見て調べるのは当たり前です。
もちろん見たことも忘れてしまう企業情報もあるでしょう。
その中で、「面白い」採用サイトは求職者の記憶に残り、更には「エントリーシートや履歴書を書こう」という段階で思い出してもらえるのです。
④他社との差別化
その企業らしさ、つまり企業の個性を伝えることができ、競合他社と差別化を図ることができます。
【「面白い」採用サイトの作成5つのポイント】
メリットをわかったところで、「面白い」採用サイトを作成するポイントについて見ていきましょう。見た人が「就職したくなるような採用サイト」にすることを意識して作ることが重要です。
①採用コンセプトを決める
採用活動を行うに当たっての一貫したテーマや方針のことを採用コンセプトと言います。
自社の強みや特徴をしっかりと洗い出し、競合他社と差別化できる点を確認しましょう。
②ターゲットを明確にする
企業が求める人材の理想像をしっかりと決めましょう。
ある企業から、「現場で求める人材像と管理職が求める人材が(微妙に)違って、面接の後にそれが浮き彫りになって…」という話を聞きました。
採用戦略をしっかりと作り、「求める人材」が応募してくれるようにしましょう。
③インパクトのあるキャッチコピー
キャッチコピーは、たった一文だけで伝える情報が完結します。
たった一言でも、企業の想いは学生に刺さるものです。
今は採用キャッチコピーがないという企業も、ぜひ企業の想いが伝わる採用キャッチコピーを考えましょう。
④魅力的なデザインにする
最低限載せるべきコンテンツのみでは競合他社と差別化することはできません。
目を引くような面白いデザインやアニメーション、親しみやすさも感じさせるデザインなど、魅力あるものにしましょう。
採用サイトのデザインは、企業の印象を大きく左右するためとても大切なポイントの一つですが、「自社らしさ」を表現することが重要です。
求職者に自社の強みや魅力が最大限に伝わるように、分かりやすく魅力的なデザインにこだわりたいですね。
⑤掲載する情報を整理する
「面白い」に限らず、掲載する情報はきちんと整理しましょう。
学生をより惹きつけられるようなコンテンツを考える必要があります。
他には「エントリーボタン(応募ボタン)を目立たせる」ことも重要です。
追従バナーや追従メニューでどこからでも簡単に応募ページへ進めるようにしておくのも良いでしょう。
また、「スマホでの見やすさにこだわる」ことも大事です。
採用サイトはコーポレートサイトなどと比べて、スマホからの流入が多いと言われています。移動中や合同企業説明会後等にスマホでアクセスされることが多いため、採用サイトのスマホ対応はとても大事ですね。
【掲載すべき項目】
必須のコンテンツは以下の通りです。
・募集要項(職種、業務内容、応募条件など)
・応募方法と選考フロー
・会社概要
これらの情報が無ければ、求職者は応募すべきか判断することができません。
思い出してください。採用サイトの目的は「求人に応募してもらう事」です。
しっかりと記載をしましょう。
他には
・求職者のニーズに沿ったコンテンツ
求職者の知りたがっている企業情報に、給与・福利厚生、業務イメージ、労働環境、社風・カルチャーなどがあります。中でも、業務イメージは新卒求職者が良く気にすることで、労働環境については中途求職者が気にしているようです。
これらの情報は「社員インタビュー」や「一日の流れ」、「オフィス風景」や「良くある質問のQ&A」などで掲載すると、分かりやすく安心感も与えるでしょう。
・ミスマッチを防ぐコンテンツ
また、「社員座談会」や「新入社員インタビュー」、「研修制度」などで情報を発信することで、よくあるミスマッチを防ぐことができ、入社してからの「何だか思っていたのと違った」という思いを減らし、早期離職や内定辞退を防ぐことに繋がります。
・他社と差別化できるコンテンツ
競合他社と比べて、企業の個性・良さを表現しましょう。
例えば数字やグラフで「男女比」「育休・産休の取得率」「平均残業時間」などを表すと分かりやすいですし、ぼんやりした「取得率がいいです」などの言葉よりは信頼度も上がると思います。
また、イラストや数字など使って表現すると、視覚的にわかりやすくまとまります。
オフィスツアーや社員インタビューなどについて動画を使って見せるのも、とても効果的ですね。
動画は、長すぎないように注意しましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
この記事では「面白い」採用サイトを作成するメリットやポイントについて解説しました。
現在はWebからの応募も主流となっており、今後はますます応募が簡単にできるようになっていくでしょう。
求職者にとっては、たくさんの企業のサイトを見て調べるのは当たり前です。
その中で、「面白い」採用サイトとして求職者の記憶に残り、「エントリーシートや履歴書を書こう」という段階で思い出してもらえる、そんな採用サイトで採用活動を大成功させてみませんか?
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