
【はじめに】
市場調査とは、企業が商品などを開発する際、よい事業判断をするために市場を理解することを言います。
成功している企業の多くは、市場調査によって方針などを決定しています。
もちろん、採用市場も同様のことが言えるでしょう。
より良い人材を採用するためには、採用市場の様子をしっかりと把握・分析することが大事です。
このページでは、秋田県内に絞って2025年8月の採用市場の動きについてまとめました。
ぜひ、秋田県内の経営者や採用担当者の方はチェックしてみてください。
【秋田県年齢層別職業紹介状況の動き】
- 19歳以下

- 20~34歳

- 35~49歳

- 50~64歳

- 65歳以上

ここでは直近1年の数値の推移をグラフに表しました。
また、下の表は年齢層別の有効求人倍率の推移です。

(秋田労働局「労働市場月報(令和7年8月)」より秋田採用サポートナビがグラフ・表作成)
20~34歳層の即戦力層は安定を維持しています。
中核となる35〜49歳層とシニアの50〜64歳層は、小幅ながら改善傾向にあります。
また、65歳以上は相対改善が大きい一方で水準はなお低位にとどまっています。ただ、増加幅は小さいですが相対伸びは最も大きく、シニア就業の受け皿拡大や短時間・軽作業求人の増加が考えられます。
【新規中・高卒者職業紹介状況(令和7年8月末のデータ)】

(秋田労働局「労働市場月報(令和7年8月)」より)
高卒採用は9月16日に内定解禁し、本格化しています。
次回の秋田労働局より発表される9月末時点でのデータから、新規中・高卒者の状況が見られると思います。
【まとめ】
いかがでしたか。
今の時期は、高卒採用は選考と二次募集の実務期に当たり、また大卒採用は、内定式後の囲い込みの時期かと思います。一方で大卒採用は前倒しが常態化しており、夏開催のインターンシップは、低学年の参加が増加しています。
低学年向けインターンシップや通年広報など、早期からの接点を設計し、丁寧な内定者フォローで、求める人材に出会えるよう採用活動を進めていきましょう。
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コラム「【「秋田採用勉強会」開催レポート】「COURSE秋田2024」読者アンケート報告」
コラム「秋田県の採用市場を把握!採用市場レポート《2025年7月版》」
もご参照ください。
また、秋田採用サポートナビでは、秋田県内の企業様の採用サポートを実施しています。
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